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「顔変形症かも」と思っても、すぐに手術という話になるわけではありません。まずは今の状態を正しく知り、受診までの間にできるケアから始めましょう。
セルフチェック
- 前歯で麻類やサンドイッチを噛み切れない
- 奥歯を噛み締めたとき上下の歯がしっかり合わない
- 横顔を見たときにあごが出ている、または引っ込んでいる
- 口を閉じるときに唇に力が入る(梅干し状のしわ)
- 顔の左右で輪郭が違う
- あごを動かすとカクカク・ジャリジャリ音がする
- サ行・タ行がうまく発音できない
3つ以上当てはまる場合は、一度専門医に相談してみる価値があります。
受診前にできるセルフケア
- あごの安静…硬いものを避け、大きく口を開ける動作も控えめに
- TCH(歯列接触癖)に気づく…本来リラックス時の上下の歯は2〜3mm離れています。「歯を離す」と書いた付箋をモニターに貼るのもおすすめ
- 咬筋のセルフマッサージ…耳の前からエラにかけて、指の腹で円を描くように30秒ほど。朝晚2回
- 寝る姿勢を見直す…うつ伏せ寝や横向き寝はあごに偏った圧力がかかります
- 頰杖をやめる…あごを横方向に押し続ける力が加わります
どこに相談すればいい?
まずはかかりつけの歯科医院に相談するのが手軽な一歩目です。専門的な検査や計画は矯正歯科、あごの骨に関わる手術は口腔外科が担当します。受診先を選ぶときは、保険適用の条件である「頡口腔機能診断施設」の指定を受けているか、矯正歯科と口腔外科の連携体制があるかを確認しましょう。
初診では何をするのか
問診、口腔内検査(歯型をとる)、画像検査(セファログラムやCT)、顔貌分析を行い、「矯正治療だけで改善できるか」「外科手術が必要か」を判断します。いきなり手術の話になることはまずありません。
治療は術前矯正→手術→術後矯正の3段階で、全体で2〜4年程度かかります。頡変形症は緊急性の高い病気ではないので、セカンドオピニオンを取り、ご自身のライフスタイルに合わせてタイミングを決めて構いません。
監修:Dr.T



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